分子リガンド標的研究チーム
Molecular Ligand Target Research Team
化学遺伝学的アプローチにより化合物の標的分子や細胞内作用機序を明らかにします
チームディレクター
チャールズ・ブーン Charles M. Boone Ph.D.



研究分野 | 生物学 |
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研究関連分野 | 医歯薬学 |
キーワード | ケミカルゲノミクス/標的同定/酵母 |
戦略プログラム | 先端技術プラットフォーム ![]() |

研究概要
ユニークな生理活性を示す分子リガンドには、生体内に必ず特異的な標的分子が存在します。標的分子の決定は、分子リガンドの作用機構解明に必須であり、創薬研究の要ともなっています。しかし、分子リガンドと標的分子との相互作用は一様でないため、これまで標的分子の決定はきわめて困難でした。当チームは、分裂酵母全遺伝子ORF発現株ライブラリーや出芽酵母遺伝子破壊株ライブラリーを用いた遺伝学的相互作用の検出法をもとにした新しい相互作用検出技術の開発を行います。これを用いて生理活性を引き出す原因となる標的分子を速やかにかつ正確に決定することを目指します。研究テーマ
- 分子リガンドとその標的分子間の化学遺伝学的相互作用の網羅的解析
- 生理活性を有する化合物の作用機序の検証
- 必須遺伝子を標的とする生理活性物質の同定