天然物生合成研究ユニット
Natural Product Biosynthesis Research Unit

微生物遺伝子資源を探索し、有用物質生産に向けて生合成機構を解明します

ユニットリーダー

高橋 俊二 Shunji Takahashi 博士(理学)

高橋 俊二

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1997
千葉大学大学院自然科学研究科 博士課程修了
1997
東京大学 日本学術振興会 研究員
1998
千葉大学大学院医学研究院 助手
2002
米国 ケンタッキー大学 博士研究員
2005
理化学研究所 長田抗生物質研究室 協力研究員
2007
同 長田抗生物質研究室 専任研究員
2011
同 化学情報・化合物創製チーム チームヘッド
2013
同 環境資源科学研究センター 天然物生合成ユニット ユニットリーダー(現職)
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共生・環境のアイコン
持続的生物生産のイラスト
共生・環境のイラスト
研究分野 複合領域
研究関連分野 総合理工/総合生物
キーワード 天然化合物生合成/微生物/未利用遺伝子資源活用/遺伝子発現制御/生合成プラットフォーム
戦略プログラム 持続的生物生産 持続的生物生産のアイコン共生・環境 共生・環境のアイコン
天然物生合成研究ユニット

研究概要

放線菌や糸状菌などの微生物は有用二次代謝物の宝庫です。微生物代謝物を効率的に生産するためには生合成機構の理解が重要であり、遺伝学的・生化学的に生合成の鍵反応の解明を進めています。さらに生合成経路改変により、微生物が本来有している化合物多様化機能の拡張を図ります。転写制御因子の利用に加え、小分子化合物を用いた生合成遺伝子クラスターの活性化手法を開発し天然物を創出します。有用天然物の効率的生産を可能とする微生物生合成プラットフォームを構築し、遺伝子資源を活用した有用化合物生産を目指します。

研究テーマ

  1. 遺伝子、生化学、及び構造解析による生理活性を持つ微生物代謝産物の生合成機構解明
  2. 二次代謝生合成遺伝子クラスターに存在する転写制御因子群の評価
  3. ゲノム配列解析より見出された未知遺伝子クラスターからの新規二次代謝物の生産
  4. 二次代謝産物の生産を高める小分子の開発
  5. 微生物を利用した生合成プラットフォームの構築
微生物遺伝子資源から有用化学資源へ
有用微生物代謝産物の生合成遺伝子クラスターの同定

お問い合わせ

shunjitaka [at] riken.jp

和光地区アクセス
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2番1号
ケミカルバイオロジー研究棟403号室