炭素資源有効活用触媒研究チーム
Catalytic Utilization of Carbon Resources Research Team

広範な炭素資源を有効活用すべく、反応機構の考察に基づいて新たな触媒・反応の開発を目指します

チームディレクター

野崎 京子 Kyoko Nozaki 工学博士

野崎 京子

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1991
京都大学大学院工学研究科 博士課程修了
1991
京都大学工学部工業化学科 助手
1996
京都大学大学院工学研究科材料化学専攻 助手
1999
京都大学大学院工学研究科材料化学専攻 助教授
2000
科学技術振興事業団さきがけ21研究員
2002
東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 助教授
2003
東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 教授(現職)
2025
理化学研究所 理事(現職)
2025
理化学研究所 環境資源科学研究センター 炭素資源有効活用触媒研究チーム チームディレクター(現職)
物質循環と触媒のアイコン
物質循環と触媒のイラスト
研究分野 化学
研究関連分野 工学 / 複合領域 / 総合理工 / 有機合成化学 / グリーンサステイナブルケミストリー / 高分子化学
キーワード 炭素資源 /資源化 / 均一系触媒 / 不均一系触媒 / 反応機構解析
戦略プログラム 物質循環と触媒 物質循環と触媒のアイコン

研究概要

当研究室では、二酸化炭素や非可食バイオマス、廃プラスチックなど、未だ十分に活用されていない炭素資源の有効利用を可能にするため、触媒・高分子分野に非線形のブレークスルーを生み出し、地球規模の環境問題の解決に資する重要な基礎・応用研究を進めます。特に、二酸化炭素とオレフィン類を原料とした高分子の合成法や、バイオマスや廃プラスチックの資源化に向けた脱酸素化反応を均一/不均一、双方の触媒に基づき開発しています。さらにその反応機構を明らかとすることで、液相/固相の別にとらわれない統一的な触媒設計理論を構築することを目標としています。

研究テーマ

  1. 炭素―酸素結合の加水素分解触媒の開発と反応機構の解明
  2. 二酸化炭素を有効利用する物質合成
  3. 分子触媒と固体触媒の統合的理解
次世代有機合成法の開発
化石資源を超えた広範な炭素資源を有効活用する新触媒・新反応を開発します

お問い合わせ

kyoko.nozaki [at] riken.jp

和光地区アクセス
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2番1号
研究本館6階633室