豆知識①
『ゲノム』って知ってる?
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「ゲノム」いうのは、生物が持っているすべての遺伝情報のことをさすんだ。生物の設計プログラムだね。
「ゲノム」は、細胞の核の中にある「DNA(デオキシリボ核酸)」という物質の中に存在するよ。「DNA」では「塩基」と呼ばれる4種類の物質が並んで、二重らせん構造を作っているんだ。
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塩基の名前は、アデニン(A)・チミン(T)・シトシン(C)・グアニン(G)。
アデニン(A)とチミン(T)、シトシン(C)とグアニン(G)が、それぞれペアになって、塩基対と呼ばれているよ。
イネの「ゲノム」は、約4億もの塩基対を持っているんだって。ヒトの「ゲノム」は、約31億もあるんだって。
塩基対の並び方はいろいろ違っていて、その配列によって、さまざまな性質が現れるんだよ。何かに強いとか弱いとか、大きいとか小さいとか。
「ゲノム」中で「タンパク質」や「RNA(リボ核酸)」の作り方を記録している配列を「遺伝子」というんだ。
「ゲノム」にはたくさんの「遺伝子」が詰まっている。イネの「遺伝子」は約3万2千、ヒトの「遺伝子」は約2万3千あると言われているよ。
でも、普段使われている「遺伝子」は「ゲノム」の中のほんの少しなんだ。